Exploring New Trends: Information-oriented Strategy and Technologies in Civil Engineering, Construction, Transportation and Environment

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ITSスポット活用の多様な可能性、注目の新技術
次代のITS展開に向け、内外の共同研究を通じた国総研の取り組み


By 池野隆(Takashi IKENO)
(掲載 2/9/2014)

 「一つは自動車の先進技術と道路インフラの連携により渋滞を減らす研究、それから協調ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)の研究、大型車両の(走行状況の)管理(に関する技術開発)、あとはITSスポットからのプローブ情報の
国土交通省 国土技術政策総合研究所 高度情報化研究センターITS研究室 室長
金澤 文彦 氏
活用に関する研究」 ― 国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)高度情報化研究センターITS研究室室長の金澤文彦氏は、国総研で最近とくにウェートを置いて取り組まれているITS関連のトピックスをこう列挙する。

 国総研のITS研究室では、人・車・道路を情報で結ぶITS技術に関する調査や試験、研究開発のほか、関係機関に対する技術指導などを実施。それらを通じて、渋滞や交通事故、環境問題など道路交通上の課題を解決し、円滑かつ安全で環境に優しい道路交通を実現する、とのターゲットが位置づけられている。

 先の「第20回ITS世界会議東京2013」(2013年10月14日〜18日)にはそうした一環として参加。各種セッションにおけるオーガナイザや発表者として、あるいは展示、ショーケースを通じ、ITSに関する広範な取り組みについて紹介している。

「第20回ITS世界会議東京2013」における国総研の研究成果発表

 9年ぶり3度目の日本開催となった「第20回ITS世界会議東京2013」(10月14日:東京国際フォーラム、15日〜18日:東京ビッグサイト)。ITS世界会議東京2013日本組織委員会事務局が発表した公式集計値によると、同会議への参加者は65カ国・地域から20,691人(そのうち会議登録者は3,940人)と、とくに参加者数では当初目標(参加国数60カ国以上、参加者数8,000人、会議登録者数4,000人)の2.5倍、前年度(「第19回ITS世界会議ウィーン2012」)の2倍を記録するなど、注目の高まりを映す格好となった。

国交省道路局などと連携した展示ブースでのITSデモ
 国総研では同会議に当たり、複数のスペシャルインタレストセッションやテクニカル/サイエンティフィックセッション、ホストセレクティッドセッションなどを通じた発表や意見交換、国交省道路局などと連携した展示会での研究成果の発表、参加者が試乗して体験するショーケースでの各種サービスのデモンストレーションなどを実施している。

 中でも、今回会議ではショーケースに重点が置かれた。自身、「Efficient and Effective Winter
国総研が実施主体として参加した3つのショーケース
Road Management by using ITS(ITSによる冬期道路管理の効率化)」と題するスペシャルインタレストセッションのオーガナイザを務める傍ら、テクニカル/サイエンティフィックセッションではプローブ情報の活用および高速道路サグ部の渋滞緩和に関する論文発表を行うとともに、後に示すショーケースAとBのリーダーとしてデモンストレーションに取り組んだ金澤氏は、会議に当たっての国総研のスタンスをこう特徴づける。今回は日本で開催されたこともあり、国総研は、@ITSスポットサービスA高速道路サグ部の交通円滑化サービスBモバイル通信とITSスポットの協調サービス ― の3つのショーケースについて実施主体として参加し研究成果を発表。そのうち、AとBは国総研が自ら主導的に取り組んできたもので、@に対しては全体のうち決済サービスに関する新技術を主に担当した。
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