国交省官庁営繕部が「BIMガイドライン」(2014年3月)策定 ― フォーラムエイト「Allplan2014」による同ガイドライン「第2編 設計業務編」への対応


Allplanを中心とするフォーラムエイトのBIMガイドライン対応


 フォーラムエイトはBIMやCIMの更なる進展を視野に、建築物や構造物のライフサイクルにわたって必要な情報の設計・表現から、各種解析とVR(Virtual Reality)をリンクさせた多様な可視化シミュレーションなどを含む、独自の「IM&VRソリューション(BIM/ CIMによる建築土木設計ソリューション)」を展開している。

IM&VR連携イメージ

 そこではBIMおよびCIMを、建築や土木分野において「さまざまな情報が統合されたモデルと、その情報を作成・管理・活用する手法」と位置づけ。それに対し、2D・3Dの図面作成をはじめ、材料仕様や数量、概算工事費、管理情報などの属性情報を一元的に扱うべく、UC-1シリーズや各種解析ソフト、核となる3Dモデルを作成する3D土木建築CAD「Allplan」、3DリアルタイムVRソフト「UC-win/Road」など、連携して使える製品群を整備し、その強化・拡充に注力。併せて、3D・VRエンジニアリングサービスにより、3D図面や報告書の作成など、図面に関わるトータルサービスも提供している。

Allplan
UC-win/Road
3D配筋CAD
Engineer's Studio(R)(画像はすべて潟tォーラムエイト提供)


 そのうち、AllplanはBIMの統合ソリューションとして、基本図面やレンダリング画像、プレゼン映像、詳細施工図の作成、数量拾い出し、積算などに一貫して対応するもの。リアルタイムレンダリングのアニメーションビューで確認しながら、3D・BIMモデルを作成。また、作成した3D・BIMモデルから2D図面も生成できる。その最新版「Allplan2014」では今回のBIMガイドラインの各種要件に対応した。

 「BIMガイドラインについて、(最新の)Allplanはほぼ対応しています。(単体ではまだ)対応できていない項目に関しても、当社の他のソフトを連携して使用することでカバーしています」

 つまり、同社ユーザーにとっては、UC-1シリーズなどで作成した解析・設計データを、UC-win/RoadやAllplanなどと連携して使うことで、BIMガイドラインに対応できることが大きなポイントになっている、と茶屋氏は述べる。

 そのため、今後は「IM&VRソリューション」を構成する製品の連携をいっそう強化し、BIM/ CIMへの対応を拡充。また、3D・VRエンジニアリングサービスに加え、インストラクタによるデモンストレーションやサポートにウェートを置きながらBIM/ CIMの普及を推進していく。さらに、今年4回目を迎える「学生BIM & VRデザインコンテスト オン クラウド(Virtual Design World Cup)」や「デザインフェスティバル2014」などのイベントを通じ、同社のBIM/ CIMへの取り組みについて広く発信していく考えという。

Exploring New Trends: Information-oriented Strategy and Technologies in Civil Engineering, Construction, Transportation and Environment

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